こんにちは!コテツです!
今回は、「苦手な相手とのコミュニケーションが驚くほど楽になる3つのコツ」というテーマでお話しいたします。
シーン別に苦手な相手と上手に意思疎通を図る方法をお教えしますので、参考にしてみてください。
早速本題です。
【シーン①】苦手な相手との関係を改善したい場合
職場や日常生活で「苦手な人」と接するのは、誰にとってもストレスです。できれば避けて通りたいと思うのが本音でしょう。
しかし、相手の立場になってみると、自分を避ける態度を取られることで「嫌われている」と感じるものです。この状況を放置してしまうと、関係がますます悪化し、仕事や日常に悪影響を及ぼしかねません。
そこで今回は、苦手な相手との関係をスムーズに改善するアプローチ方法をご紹介します。
相手の自尊心を満たす言葉を使う
苦手な相手に近づく第一歩として、相手の得意分野や経験を認める言葉を使ってみましょう。
「教えてほしい」「相談に乗ってほしい」といったフレーズは、相手の自尊心をくすぐり、関係改善の糸口になります。
例えば、相手がプログラムに詳しい場合は、
「プログラムに詳しいと聞いたのですが、ぜひ教えていただけませんか?」
といった形で、相手の知識を尊重する言葉を添えてみてください。頼られることで、相手は悪い気をしませんし、「先生」の立場として心を開きやすくなります。
相手の興味や得意分野をリサーチ
さらに、相手が好きなことや得意な分野についてリサーチしておくと、会話の糸口を作りやすくなります。
例えば、
- 趣味について話題を振る
- 仕事に関する特技を褒める
人は、自分の興味や得意分野について話すときが一番楽しいものです。このアプローチは、会話が弾まない相手にも効果的です。
ちなみに僕は読書が趣味なのですが、「いい本、なんかないですかね・・・」と言われると、嫌いな相手でもついつい何冊もオススメしてしまいます・・・。
そこでの会話がきっかけで相手のことをもっと知っていくうちに関係が改善していく、なんてことはたくさんありました。
まとめ
苦手な相手との関係を改善するには、自分から心を開き、相手を認める姿勢を見せることが大切です。「相談に乗ってほしい」「教えてほしい」という一言で相手との距離が縮まり、円滑な関係を築ける可能性が高まります。ぜひ、相手の得意分野や興味をリサーチし、適切なアプローチを試してみてください!
【シーン②】反対せずに異論を唱えたい場合
会議や職場で、少数派の意見を持っていたり、上司の意見に疑問を感じたりする場面はありませんか?そんなとき、真っ向から反対すると、周囲の反感を買い、結果的に敵を作ってしまうことがあります。特に、上司に対して直接的に反論するのは避けるべきです。ここでは、意見を通しつつ、関係を円滑に保つ方法をご紹介します。
まずは賛同を表明する
意見を述べる際は、まず賛同を示しましょう。
「A案に賛成です」
「私も皆さんと同じ意見です」
といった一言を添えることで、相手に安心感を与えられます。
この「最初に賛同する」アプローチは、相手の自尊心を傷つけず、スムーズに対話を進めるための基本です。
若い頃は、「若気の至り」で好きなことを言っていましたが、全て仇となって返ってきました・・・トホホ
疑問や改善点を質問形式で提案
反論や異論がある場合でも、
「こういう場合はどうでしょうか?」
「一つ確認させていただきたいのですが」
といった質問形式で切り出すのがオススメです。
この方法なら、意見を否定している印象を与えず、建設的な議論に持ち込むことができます。
質問は慎重に
あくまでも賛同の姿勢を保ちながら質問を重ねるのがポイントです。
ただし、しつこすぎる質問は逆効果になるため注意してください。
適切なタイミングと内容で質問することが大切です。
まとめ
「反対せずに異論を唱える」というスタンスは、職場での人間関係を円滑に保つうえで非常に有効です。まずは賛同を示し、疑問や提案を柔らかく伝えることで、相手に受け入れられやすい意見交換が可能になります。
このアプローチを活用して、職場での信頼関係を深めてみてください!
【シーン③】挑発に乗らない!冷静さを保ちたい場合
職場や日常生活で、皮肉や嫌味、さらには罵倒を受けて腹が立つこと、ありますよね。
その瞬間、感情が爆発しそうになるのは自然な反応ですが、そこで怒りに任せて反応すると、相手の思うツボです。
泥沼の争いを避けるためには、冷静さを保つスキルが必要です。ここでは、「挑発に乗らない方法」をご紹介します。
体をリラックスさせる「体感コントロール法」
怒りや緊張を感じたとき、まずは自分の体をリラックスさせましょう。
具体的な方法は以下の通りです。
- 深呼吸をする:ゆっくり息を吸って、吐き出しましょう。これだけで心拍数が落ち着きます。
- 体の力を抜く:肩や手に力が入っていませんか?意識的に力を抜いてリラックスしましょう。
- 視線を工夫する:目を細めて遠くを見るようにすると、自然とリラックスできます。
- 手の汗を拭く:緊張で汗ばんだ手のひらを拭くだけでも、落ち着きを取り戻せます。
これにより、副交感神経が優位になり、脳に「平常時」の信号を送ることができます。
冷静さを保つ「意識コントロール法」
心が落ち着いたら、今度は意識をコントロールして、相手の挑発を受け流しましょう。ポイントは以下の通りです。
- 客観的に観察する:「この人は怒ると声が大きいな」「使う言葉が幼稚だな」と、相手の言動を分析的に観察してみてください。
- 相手を対象物としてとらえる:例えば、「服装が派手だな」「眉毛が個性的だな」と相手の外見に意識を向けることで、感情を切り離すことができます。
これにより、挑発的な言葉の内容よりも、自分の冷静さを保つことに集中できるようになります。
個人的には、この方法は特にオススメです。
何か腹立つことを言われたら、相手の言葉は耳に入れず、
「肌荒れてるな〜」「髪くらいセットしろよ」みたいに思って、「こうはなりたいくない!」と意識をしていると、気が付いたら相手も言いたいことを言い終わっていたことは多々あります。
平常心を保つために意識すること
怒りの感情をコントロールするには、相手の言葉や態度を真に受けないことが大切です。
「挑発に乗らない」という意識を常に持ち、冷静な自分を保つことで、相手に主導権を渡さず、自分のペースで対応できます。
まとめ
挑発的な態度や言葉に対処するには、まず体をリラックスさせ、その後、意識的に相手の言動を客観視することが重要です。
感情的になるのではなく冷静さを保つことで、相手に振り回されることなく、自分らしい対応ができます。ぜひ試してみてください!
ここが大事なポイント
苦手な相手とコミュニケーションなんて、誰もしたくありません。
どうしてもしなきゃいけない時だけ、今回のケースを意識してください。
人間は、一度嫌いになってしまうとその人の悪いところしか目につかなくなります。ただ、それでは関係は悪化していくばかりですので、1つだけ覚えておいてポイントがあります。
・いいところを見つける
ここを切り口に話すだけで、相手の自尊心も満たされプライドも傷つけずに会話することができるでしょう。
「どうしても無理!」という相手であれば、「利用してやろう!」くらいの気持ちでもいいと思いますよ。
以上、参考になれば嬉しいです!
では。
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