【理想の職場】チームの問題を解消!「心理的安全性」を高める実践法

ビジネス

こんにちは!コテツです!
今回は、「心理的安全性を高める言葉とは」と言うテーマで解説します。

心理的安全性とは、「誰もが率直に、思ったことを言い合える」環境を指します。

ただし、その意見はチームの目標や価値観に沿った建設的なものです。心理的安全性がある職場では、ミスや挑戦が歓迎され、情報共有や挑戦が活性化し、個人の満足感やチーム全体の成果向上に繋がります。

世の中、心理的安全性を保てている職場はそんなに多くない印象です。
かくいう私の職場も、心理的安全性が保てているかと言われると・・・・No!です。
今回の記事は、私の理想の職場でもありますので、ぜひ最後までご覧ください。

挨拶で心理的安全性を高める

1日の仕事の始まりは挨拶から始まります。この何気ない習慣に少し工夫を加えるだけで、チームの心理的安全性を向上させることができます。その工夫とは、挨拶時に相手の名前を添えることです。

例えば、「おはようございます」と言う代わりに「〇〇さん、おはようございます」と名前を付け加えるだけで、相手は「自分に話しかけられている」と感じやすくなり、チーム全体でのコミュニケーションが自然に活発化します。

実際に、「名前付きの挨拶」をきっかけに、部下から積極的に発言や相談が増えたという例もあるそうです。挨拶は、上司やリーダーが率先して行うことで、より効果が高まります。

やはり、「名前」の力は絶大ですね・・・。

上司やリーダーからの挨拶の重要性

挨拶と聞くと「目下の人が目上の人にするもの」と考えがちですが、実は逆です。

上司やリーダーが挨拶を通じて部下の状態を知ろうとする姿勢が重要です。返事のトーンや表情などから、メンバーのコンディションを把握することができます。

新人や若手の頃、先輩や上司から声をかけられて安心した経験はありませんか?
私も直属の上司ではなく、そのさらに上の上司などに名前を呼ばれて挨拶されると嬉しくなる気持ちは、何度か経験あります。
「覚えていてくれたんだ・・・」と言うありがたい気持ちになったものです。
それと同じように、リーダーからの挨拶は、チーム全体の雰囲気を良くする力があります。

名前や呼び方の工夫

関係性が許す場合は、相手に「どう呼ばれたいか」を尋ねてみるのも良いでしょう。

本人が希望するなら、愛称やニックネームで呼ぶことで親しみやすさが増します。
ただし、組織の文化や立場に応じて配慮が必要です。

たとえば、大企業の会長が新人にニックネームを強要するような行為は逆効果です。チームの状況に合わせて柔軟に対応してください。

対面とリモートワークでのポイント

挨拶が対面の場合は、一人ひとりの目を見て挨拶すると、より効果的です。

リモートワークの場合、可能な限りカメラをオンにし、カメラを見て画面越しに目を合わせるように話しましょう。これだけで、対面と同様の親近感を生むことができます。
また適切なタイミングで相槌を打つと、相手も安心しますよ。

たった一言の工夫で、チームの心理的安全性が向上し、コミュニケーションが活発になるかもしれません。今日から実践してみてはいかがでしょうか?

「ありがとう」で心理的安全性を高める

職場でメンバーに助けてもらったとき、「お礼のフレーズを伝えるだけで十分」と思いがちですが、「ありがとう」に具体的な理由を添えることで、感謝の効果を格段に高めることができます。

例えば、「いろいろありがとう」「お世話になっています」といった抽象的なお礼も悪くはありませんが、具体性に欠けています。
一方で、「議事録をわかりやすくまとめてくれてありがとう」や「わかりやすい資料を作ってくれてありがとう」といった、行動と理由を明確にした感謝は、相手にとって大きなモチベーションになります。

理由付きの「ありがとう」がもたらす効果

理由付きの感謝の言葉がもたらす効果として、以下の2つが挙げられます。

  1. 理想的な行動の再現:感謝された行動は、相手に「次回もこれをやろう」「もっと上手にやろう」という意欲を生みます。具体的な理由を伝えることで、その行動を再現してもらえる可能性が高まります。
  2. メンバーの成長を促進:理由付きの感謝を繰り返すことで、メンバーが自身の行動に自信を持ち、さらに成長を目指すようになります。その結果、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながります。

感謝の伝え方の実例

他にも、このような使い方があるので、試してみてください。

  • 「このタイトなスケジュールの中で、丁寧に仕上げてくれてありがとう。」
  • 「具体的なアイデアを提案してくれてありがとう。とても助かりました。」
  • 「新人メンバーをフォローしてくれてありがとう。安心感を与えられたと思います。」

このように、相手の具体的な行動に触れて感謝を伝えることで、より強い効果が期待できます。

質問や相談の場でも「ありがとう」を

質問や相談を受けたときも、まずは「質問ありがとう」「相談ありがとう」と感謝を伝えましょう。相手が相談してくれたことを歓迎する姿勢を示すことで、良いコミュニケーションの土台が築けます。

その後、相手の質問や相談内容に応じてアドバイスを提示したり、フォローアップを行うことで、信頼関係をさらに深めることができます。

「ありがとう」とよく言う人の方が、周りに同じような人が溢れている気もします。口癖にするくらいの気持ちでいたらいいかもしれませんね。

理由を添えた「ありがとう」を日常の中で意識的に使うことで、チーム全体の雰囲気が良くなり、成長や成果に繋がります。今日から試してみませんか?

「まずやってみよう!やれば分かる」で心理的安全性を高める

チームでアイデアがたくさん出ると、どこから手をつけるべきか迷い、つい「検討しよう」と先送りにしてしまいがちです。しかし、特に緊急性が低くても、「失敗してもダメージが少なく、すぐ元に戻せる」アイデアは、実際にやってみることが大切です。

そんなときに使いたいのが、「まずやってみよう!やれば分かる」という言葉。この言葉の本質は、「成果が出るかは分からないけど、実際にやってみれば何かを学べる」という挑戦の促しです。

「やれば分かる」と「やればできる」の違い

「やればできる」という言葉は、結果や成果を重視し、「できないは許されない」というプレッシャーを感じることもあります。
後に、「なんでできないの?」って言われそう・・・・。

一方で「やれば分かる」は、結果ではなく発見や学びに焦点を当てています。「たとえうまくいかなくても、そこから学んで軌道修正すれば良い」という前向きな姿勢を促す言葉です。
安心して取り組めそうですね。

心理的安全性の高いチームは、失敗を恐れないチームです。変化の多い状況の中で、模索し、挑戦し、学びながら進むことで成果を出します。

「1回、試しにやってみましょう」の効果

新しいことに挑戦する際、「1回試しにやってみましょう」というフレーズも効果的です。
「1週間限定で」「1回だけ」といった期限や回数を明示すると、挑戦の心理的ハードルが下がります。

このような言葉を使うと、挑戦のきっかけが軽くなり、実行に移しやすくなります。
結果として挑戦の総量が増え、成功するケースも自然と多くなるのです。

挑戦を歓迎するチームの空気づくり

「1回試しにやってみる」を口癖にすることで、チームには次のような空気感が生まれます。

  • 挑戦を歓迎する文化:仮にうまくいかなくても、それは想定内という認識が広がります。
  • 自由な発想の促進:前例や実績がないアイデアも採用されやすくなり、新しい発想や手法が歓迎されます。

こうした環境では、より創造的でクリエイティブなアイデアが生まれるようになります。

まずは、「1回試しにやってみる」ことから始めましょう。その結果、学びや発見が次の成功につながります。あなたのチームにもこの姿勢を取り入れてみませんか?

さいごに-今すぐできることは?-

この記事で紹介した2つのことを実践してみましょう。

・挨拶:おはようございます、お疲れ様です、など
・具体的な行動に対しての感謝:〇〇してくれてありがとう、など

明日からできることですので、ぜひ実践してみましょう!
では!

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