「あなたは何のために生きているのですか?」
もし、このように問いかけられたら、あなたは何と答えますか?
「誰かの期待に応えるため」
もしかしたら、そう答えてしまう人がいるかもしれません。
もちろん、誰かの役に立ちたい、喜ばせたいという気持ちは素晴らしいものです。
しかし、周りの人の目を気にしすぎるあまり、「誰かに認められたい」「期待に応えなければ」という承認欲求に囚われてしまうのは、少し危険な状態かもしれません。
承認欲求に振り回される生き方

SNSでの「いいね!」の数や、フォロワー数。
「みんなが見ているから、もっとおしゃれな写真をアップしなきゃ」
そんな風に考えてしまうことはありませんか?
私も、以前はSNSの反応が気になりすぎて、投稿する写真に迷ったり、コメントが来るたびにドキドキしたりしていました。
でも、ある時ふと気づいたんです。
「これって、本当に私がやりたいことなのかな?」
誰かの期待に応えるために、自分の気持ちを押し殺しているんじゃないか?
そんな疑問が湧いてきて、なんだか息苦しくなってしまったんです。
アドラー心理学が教えてくれたこと
そんな時に出会ったのが、アドラー心理学でした。
アドラー心理学では、「課題の分離」という考え方を提唱しています。
あらゆる物事には「自分の課題」と「他人の課題」が存在し、他人の課題には介入しないことが重要だと説いています。
例えば、会社で「嫌いな上司からパワハラを受けている」という状況。
この場合、「自分の課題」は、与えられた仕事をきちんとこなすことです。
一方、「上司が怒鳴ってくること」は、上司自身の課題であり、私がどうこうできることではありません。
この「課題の分離」を意識することで、上司からの承認欲求を手放すことができました。
「上司に認められなくても、私は自分の仕事をきちんとやればいい」
そう思えるようになり、心が軽くなりました。
自分の人生を生きる

もちろん、誰かに褒められたり、認められたりするのは嬉しいことです。
でも、他人の評価に振り回されるのではなく、自分の心に従って生きることが大切だと感じています。
「自分の課題」に集中し、淡々と目の前のことをこなしていく。
そして、「自分の人生は、自分が主役」という意識を持つこと。
そうすることで、承認欲求を手放し、もっと自由に生きることができるのではないでしょうか。
最後に
この記事を読んでくださったあなたが、少しでも心が軽くなり、自分らしく生きるためのヒントを見つけられたら幸いです。
これからも、自分の心に正直に、自分らしい生き方を追求していきましょう。
アドラー心理学に関しては別記事でも紹介しています!こちらもチェックしてみてください!
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