こんにちは!コテツです!
今回は「『仕事ができる人』とはどんな人か?」というテーマで解説します。
シンプルに「こういう人が仕事ができるって言われるんじゃないか?」という記事です。
「仕事ができる」ってどういう事なのか悩む人もいるはずです。
「仕事ができる人」の像がはっきり見えたらそれに向かって努力できますよね。
少しでも参考になれば嬉しいです。
どういう人が仕事できるのか?
どういう人が仕事ができると言われるんでしょうか・・・。
これは明確に答えるのは誰でも難しいと思います。十人十色、人それぞれ答えがあるからです。
本を読んだり、セミナーを受講したり、学校に通ってたりすることで得られた知識やノウハウを仕事に活かすことができれば、仕事で成果を出しやすくなるのは間違いなさそうです。
しかし、多くの知識とノウハウを身につけたビジネスパーソンが「仕事ができる」と言われるかというと、必ずしもそうではない気がします。
大切なのは実行力・行動力?
多くの知識やノウハウをインプットしているだけでは、ただの「ノウハウコレクター」です。
やはり、大切なのはアウトプットです。
知識やノウハウを活用しながら、具体的に仕事を前に動かしていく実行力・行動力こそが重要です。
しかし、実行だけできても「仕事ができる人」なのかというと、少し弱気もします。
「仕事を実行して結果を出す」ためには、実行力だけではダメで、「人と組織を動かす」ことが必要になります。
人と組織を動かすには?
人と組織を動かすにはどうしたらいいでしょうか。
人や組織というのは、理屈では割り切れない複雑なものです。
その中で、経営陣や上司、部下など社内の人々を味方につけるためには、「人間心理」への鋭い感性が求められます。
人の心に対する正しいアプローチを知らないと、組織を動かすどころか組織に押しつぶされてしまう可能性があります。
「経営者は心理学を学ぶべき」と言われるように、やはり人を動かすには「人の心を上手に動かす」ことが求められます。
「仕事ができる人」という評価を勝ち取るには、人と組織を動かす「実行力」と心を動かす「人間心理」に精通しないといけないんですね。
では、「仕事ができる人」になろうと思ったら何をすればいいのでしょうか。
簡単にできそうなものを3つ紹介します。
①信頼を積み重ねる
大体の人は、「仕事したくない」「楽して稼ぎたい」といったマインドを持っているため、真面目さよりも「ずる賢さ」を重視します。
しかし、組織の中でずる賢く立ち回ることは、裏目に出ることも多いですよね。
まずは、
「この人に仕事を任せてみたい」
「この人に力を貸したい」
「この人の言うことなら信用できる」
と、周囲の人に思ってもらうことが大切です。
相手に信頼できない人間だと思われている限りは、どんな正しいことを言っても受け入れてもらえません。
誠実であれ
信頼を勝ち取るためには、誠実であることですね。
・礼儀正しくする
・約束やルールを守る
・嘘をつかない
など、幼稚園や小学校から学んできた「当たり前のこと」を当たり前にできるように、守り続けることです。
これ以外に信頼を勝ち取る道はありません。
当たり前の小さな信頼を積み上げることができないと、成果が出ても活躍の場が広がることはないでしょう。
②上司に決断を迫る
組織で仕事を進める上で「上司の決裁」は不可欠です。
即座に意思決定できる上司であっても、イレギュラーなものに対しては慎重になるものです。
イレギュラーな起案に対してあらゆる角度から検討しない上司は、単なる「無責任な上司」「いい加減な上司」にすぎません。
そもそも、上司というのは意思決定したくない存在なんです。
誰でも判断を誤れば、痛い目にあう意思決定には恐怖を覚えます。できれば、痛い目にあう意思決定には関わりたいくないと考えるのが、一般的な人間です。
上司を責めても仕方がありません。
「言い訳」を用意する
上司に意思決定させる方法は、上司に「言い訳」を用意することです。
万が一良い結果が得られず、上司の意思決定責任が問われる場面が訪れたとしても、「これだけの根拠をもとに下した合理的な判断だった」と言い訳させることができたら勝ちです。
言い訳を用意するには、できる限りの安心材料が必要になります。
業種・職種にもよりますが、インタビューやアンケートのデータを集めたり、研究者や実業家、コンサルタントなど、「その道の権威」と見なされている人のお墨付きをもらってきたりするといいですね。
どんな安心材料でも集めるのは時間がかかりますが、安心材料を提供することができれば上司の不安も和らぎます。
上司に判断を迫れるくらい、安心材料を集めてこれたら、「仕事ができる」と評価されてもおかしくはないでしょう。
③専門性の罠に陥らない
仕事の専門性を高める努力が、ビジネスパーソンに求められるのは当たり前です。
・ITやプログラミング
・法務
・会計や財務
など、業種や職種によって求められる専門性はさまざまです。これらを日々磨いていく努力を続けるのは、とても大切なことです。
だからこそ、多くの人がビジネス書で学んだり、ビジネススクールに通ったりして自己研鑽に励んでいます。
しかし、ここに矛盾が隠れています。
専門性を高めるほど、実はビジネスの本質から遠ざかるリスクも高まるのです。
この矛盾を意識しておかないと、せっかく磨いた専門性が「宝の持ち腐れ」になってしまいます。
ビジネスとは何か?を考える
専門性の矛盾から抜け出すには、「そもそもビジネスとは何か?」を考える必要があります。
ビジネスとは、「世の中の不満や悩み事を解決してお客様に喜んでいただき、その対価をいただくこと」です。
ビジネスにおいて何より大切なのは、「人がどんな不満や悩み事を抱えているのか?」を的確に掴み取ることです。
どんな人が、どんな場面で、どんなやりにくさを感じているのか、を想像して、「どうすればそのやりにくさを解消できるか」を考えることが大事です。
お客様の不満や悩み事を解消するために、「専門性を高める」という選択肢はアリだと思います。
しかし、その結果、お客様の考えとはどんどん離れてしまう危険性があります。
専門性を高めれば高めるほど「専門家にとって当たり前のことが、普通の人々にとっては難しい」といったことが分からなくなってくるのです。
いろんな人と話をして、専門性の罠から抜け出そう
専門性を高めた挙句、「専門家にとって当たり前のことが、普通の人々にとっては難しい」という意識を常に持っておくトレーニングとして有効なのは、できるだけ多様な人々と接することです。
学歴や年齢、職業などが違う様々な人々と、話してみる。
楽しく話すためには、相手の気持ちに寄り添いながら会話をすることが必要です。これが良いトレーニングになるのです。
専門性をできるだけ持たない人と話をしてみることが、あなたを「専門性の罠」から抜け出させてくれます。
それ以外にも、相手が日頃感じている「楽しいこと」「悲しいこと」「腹が立つこと」などに耳を傾けていると、どこかで必ず共感できる部分があるものです。
こういった経験がビジネスに生きてくるはずです。
まとめ
「仕事ができる人ってどんな人かな?」と思う瞬間はあると思います。
そんな時は、この記事を参考にして、「仕事できる人」を目指してください。
仕事できる人になるためには、
・信頼を積み重ねるために誠実である
・上司に言い訳させる材料を集める
・専門性の罠から抜け出す
今からアウトプットできることもあるはずです。
ぜひ試してみてください。
この記事が参考になれば嬉しいです。
コメント