嵐のような毎日のなかで、「自分の人生」を見失っていませんか?

仕事では責任あるポジションを任されはじめ、プライベートでは結婚や子育て、あるいは将来への備えなど、とにかく毎日が嵐のように過ぎ去っていく30代。
「休日は疲れ果てて泥のように眠るだけ」
「自分のために使える時間なんて1日10分もない」
「いつか落ち着いたら、やりたいことをやろう……」
そんなふうに、自分自身の気持ちを後回しにして、毎日をただこなすだけになっていませんか?
しかし、「いつか時間ができたら」という魔法の日は、待っているだけでは一生やってきません。
この記事では、少し先の未来である「50代向けの人生の教科書」から紐解いた、
30代の今からできる「心と時間の余白の作り方」をお伝えします。
読み終える頃には、見えない将来への漠然とした不安がスッと軽くなり、「今日の夜、自分のためにこれをやってみよう」と前向きな一歩を踏み出せるようになります。
「いつか」を待っていたら、定年後に「空っぽ」になってしまう恐怖

「定年後の時間の使い方なんて、30代の自分にはまだ早い」
そう思うかもしれません。
私も初めはそう思っていました。
しかし、長年仕事一筋で定年を迎えた職場の先輩が、会社に行く必要がなくなった途端に行き場をなくす「定年難民」になってしまった姿を見て、ハッとしました。
今の私が「仕事と家の往復」だけで趣味も居場所もないままなら、何十年後かにポツンと時間が与えられても、突然人生を楽しめるようにはならないのだと気づいたんです。
そんな焦りを感じていたときに出会ったのが、保坂隆氏の著書『50歳からの時間の使い方』でした。
この本は50代に向けて書かれたものですが、そこにある
「時間は自らつくり出すもの」
「完璧を手放す」
というメッセージは、いま現在、心に余裕がなくなっている私たち30代にこそ強烈に効く「処方箋」でした。
日本の平均寿命は80歳を超えており、仮に65歳で定年を迎えても、その後の人生は15年以上もあります。
その長いセカンドライフを豊かにするための準備は、30代の今から少しずつ始めても決して早すぎることはないのです。
心を満たす「生きがい」は、遠くの夢より日常の小さな瞬間に
30代の私たちは、「せっかくなら没頭できる立派な趣味を見つけなきゃ」「キャリアにつながる学びをしなければ」と、何事にも肩に力が入りがちです。
しかし、広辞苑で「生きがい」という言葉を引くと、「①生きるはりあい ②生きていてよかったと思えるようなこと」と定義されています。
大層な目標なんてなくても、美味しいものを食べたときや、美しい景色を見たときなど、「生きていてよかった」と感じる瞬間があれば、実はそれだけで十分なのです。
たとえば、まとまった時間が取れないなら、日々の隙間時間を見直してみてください。
通勤時間にスマホで好きなジャンルの音声配信を聴いたり、在宅勤務で浮いた時間を興味のある読書に充てたり。
「時間が空いたらやる」という受け身の発想を捨てて、
1日15分でも「自分のための時間」をスケジュールに組み込んでしまうのが、日常に生きがいを見つける第一歩です。
今夜、お風呂上がりに試してほしい「逆算のワークブック」

では、自分のために時間を使うとして、具体的に何をすればいいのでしょうか。
ここで、本書で紹介されている「ワークブック」という手法を、30代向けに少しアレンジしてご紹介します。
がんばって考えようとせず、お風呂上がりや晩酌のときなど、心身がリラックスしている状態で行うのがポイントです。
ステップ1:定年(セカンドライフ)までの時間を確認する
まずは、
定年まであと何年あるかを計算します。
たとえば現在35歳で、65歳まで働くなら、残りの労働年数は「30年」です。
この数字をリアルに突きつけられると、「意外と長い」あるいは「ぼやぼやしていられない」という実感が湧いてきます。
ステップ2:「やりたいこと」を自由に書き出す
お金や時間の制限は一切無視して、
思いつくままに「やりたいこと」を紙に書き出します。
ヒントは、「子どもの頃に好きだったこと」や「仕事を始めてから諦めてしまったこと」です。
ステップ3:今すぐ始められそうなことに「○」をつける
書き出したリストを見て、「これなら定年を待たずに、今週末からでもできそう」と思えるものに◯をつけてみてください。
海外旅行は今すぐ無理でも、「近所の行ったことがないカフェで1時間だけ本を読む」なら、今週末に叶えられるはずです。
完璧を手放す「80%主義」が、未来の自分を救ってくれる
仕事も家庭も常に120%の力で回そうとしている30代ですが、これからの長い人生を走り切るためには、
「80%主義」へシフトすることが推奨されています。
予定通りにいかない日があっても、「今日できなかったから、もうやめた!」と投げ出すのではなく、「明日はがんばろう」と長い目で見て柔軟に切り替えることが大切です。
そして、明日からすぐに試してほしいのが
「朝起きたら、自分で自分のご機嫌をとる」という習慣。
休日の朝に疲れてどんよりした気分だったら、「今日は自分にごほうびを買う日にしよう」と決める。
雨で憂鬱なら「今日は家で映画三昧にする!」と割り切る。
自分を楽しませることに頭をシフトするだけで、どんな日も気分良く過ごせるようになります。
もし、どうしてもイライラやストレスが溜まってしまったときは、仰向けに寝て両膝を立て、お腹に手を置いて深呼吸をしてみてください。
息を吐くときにストレスのもとをお腹から吐き出し、吸うときに新しい空気を体いっぱいに取り入れるイメージです。
これだけで、不思議と心がスッと軽くなりますよ。
まとめ:今日から踏み出せる小さな一歩

いかがでしたか?
毎日が忙しすぎる30代だからこそ、少し立ち止まって「自分のための余白」を作る練習が、何十年後かのあなた自身を救う最高のギフトになります。
今日からできる小さな一歩として、今夜寝る前の15分だけ、スマホを置いてノートを開いてみませんか?
そして、「仕事を始めてから諦めていたけれど、本当はやりたいこと」を一つだけ書き出してみてください。
もしよければ、あなたが思い出した「本当はやりたかったこと」を、この記事のコメント欄で教えてもらえませんか?
誰かの小さな告白が、また別の誰かの背中を押すきっかけになります。
よりフランクな日々の気づきや、心を整えるヒントは『ほんだな』というニュースレターでも配信しています。
ぜひお気軽に遊びに来てくださいね。
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https://xxxtkm1121.substack.com/
📚 今回の悩みに効く一冊『50歳からの時間の使い方』
著者:保坂隆
「いつか落ち着いたら」という口癖をやめて、今日から自分の人生を取り戻したい方へ。
50代向けと侮るなかれ、毎日をがんばりすぎて息切れしている30代・40代にこそ、優しく効く実践的なヒントが詰まった一冊です。


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