こんにちは。コテツです。
今回は「数字を使えば話し方が劇的に変わる理由」というテーマで解説していきます。
話し方に自信がない人や、説明することが苦手な人は必見です。
「説明下手」に気付いていない人へ
職場で「自分の話し方が相手にどう伝わっているか」を気にしたことはありますか?
実は、ほとんどの人が自分の話し方について深く考えることがありません。その理由はシンプルで、多くの人が 「自分が説明下手であることに気づいていない」 からです。
なぜ「説明下手」に気付けないのか?
説明下手に気づかない理由は、以下の2つが大きいです。
- 自分の話に集中しすぎている
話している最中、ほとんどの人は「次に何を言おうか」「どう説明しようか」と、自分の頭の中で忙しくなっています。その結果、相手がどう受け取っているかまで気が回らないのです。 - フィードバックを受ける機会が少ない
「説明がわかりにくい」と率直にフィードバックをしてくれる人は、意外と少ないものです。特に職場では、上司や同僚があえて指摘せず、話をそのまま受け流すことも多いでしょう。そのため、自分では「説明はうまくできている」と思い込んでしまいがちです。
私自身の「説明下手」体験談
私も以前、上司から「会議で説明してほしい」と言われた際に、大失敗をしたことがあります。
資料をしっかり準備して自信満々で話し始めたのですが、途中で同僚から「それ、どういう意味ですか?」と質問が飛び交い、説明が脱線。結局、予定の時間をオーバーし、上司から「もっと簡潔に話してくれ」と指摘されました。
そのとき初めて、自分の話し方が「自己満足」で、相手にとっては「分かりにくいもの」だったと痛感しました。
説明上手になるカギは「数字」にあり!
職場や日常生活で、話した内容が正しく伝わらない原因の多くは、抽象的な表現を使っているからです。
「数字」を使った具体的で分かりやすい説明の方法を解説します。
数字を使えば、伝わる力が劇的に変わる
説明が苦手な人が陥りがちなポイントは、「たくさん」「少し」「もう少し」といった曖昧な表現を多用することです。こうした抽象的な表現は、相手との認識のズレを生みやすくなります。
例えば、「ご飯をたくさん食べた」と言われたらどうでしょうか?
あなたにとって「たくさん」が茶碗5杯でも、相手にとっては「茶碗2杯」かもしれません。
しかし、「茶碗2杯食べた」と数字で伝えれば、認識のズレは起きません。数字は誰にでも共通の基準であり、具体性があるため、話の内容が一目瞭然になるのです。
以前、プレゼンで「この施策は効果がありました」と説明したところ、上司から「効果って具体的にどれくらい?」と聞かれ、返答に詰まったことがあります。
その後、データをもとに「売上が前年比20%アップしました」と伝えると、会議での評価が一気に変わったのを覚えています。
数字を使うことで、説明の説得力が増し、相手に信頼されるコミュニケーションが可能になるのです。
数字を使うと差がつく場面
数字は説明だけでなく、あらゆる場面であなたを強くサポートしてくれます。
1. 就職活動の面接
面接官に「どんな成果を上げましたか?」と聞かれたとき、多くの人は「頑張りました」や「やりきりました」といった抽象的な回答をしがちです。しかし、数字を加えるとどうでしょう?
- 抽象的な回答:「たくさんの企画を担当しました」
- 具体的な回答:「1年間で10件の企画を担当し、そのうち8件で目標達成率120%を記録しました」
数字を含めると具体性が生まれ、相手に強い印象を与えられます。
2. 職場での報告や提案
上司に進捗を報告する際も同様です。
- 抽象的な報告:「結構順調に進んでいます」
- 具体的な報告:「現在、進捗率は80%で、残り2週間で完了予定です」
具体的な数字を伝えることで、上司は状況を正確に理解しやすくなり、次の指示もスムーズに出せます。
今日からできる!数字を意識した話し方
数字を使った話し方は、誰でもすぐに始められます。まずは以下を意識してみてください:
- 抽象的な言葉を数字に置き換える
例:「もう少し」→「あと5分」 - データや実績を具体的に伝える
例:「たくさん売れた」→「50個売れた」 - 数字の根拠を補足する
例:「前年比20%アップ」→「前年の売上が100万円で、今年は120万円だった」
数字を使った説明は、相手との認識のズレを防ぎ、信頼されるコミュニケーションを可能にします。
私も数字を意識するようになってから、上司や同僚とのやり取りがスムーズになり、プレゼンでの評価も向上しました。
まずは、日常の会話や職場での報告から、「抽象的な表現」を「具体的な数字」に置き換える練習をしてみてください。
どんな場面でも「数字」は強い武器になります。今日から数字を使って、あなたも「説明上手」への一歩を踏み出してみましょう!
さいごに
優秀な人は、数字を使って会話をしています。ビジネスは数字の世界だからです。売り上げや利益、契約数、契約人数など、ビジネスは数字でできています。
今日からすぐアウトプットできますので、ぜひ試してください。
参考になればうれしいです!
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