自己分析で人生が変わらなかった僕が、100の質問で「自分の軸」を見つけた話

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自己分析は、強みだけを見つける作業ではありません。
本当に大切なのは、「自分は何を基準に生きたいのか」という、自分なりの軸を見つけること。
僕は100の質問に答えたことで価値観が明確になり、仕事での発言や、読書後の行動まで変わりました。

就職活動のときにも自己分析をしましたが、そのときは人生に何の変化もありませんでした。希望する会社に受かるために、自分の長所や短所を探しただけだったからです。

それから数年後、今度は「自分の人生を変えたい」と思い、もう一度自己分析に取り組みました。

この記事では、100の質問から見つけた僕の価値観と、自己分析後に実際に変えた行動を紹介します。

最後には、自分を知るために、まず答えてほしい3つの質問もお伝えします。

自己分析をしても、人生が変わらなかった理由

「自己分析」や「自己理解」という言葉を、一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
特に就職活動を経験した人なら、自己分析をしたことがあるかもしれません。

僕も就職活動をしていた頃に、初めて自己分析をしました。
しかし、当時を振り返ってみると、自己分析をした理由はとても単純です。

「みんながやっていたから」
「就職活動で必要だと言われたから」
「希望する会社に入りたかったから」

つまり、自分の人生について深く考えたかったわけではありません。
企業に採用してもらうために、自分の長所や短所を探していただけでした。

当然、就職活動が終われば、自己分析もしなくなります。
その後は仕事に打ち込み、途中で2回転職しましたが、そのときも自己分析はしませんでした。

僕にとって自己分析とは、就職活動のときに一度だけ行うものだったのです。

それから数年後、僕は再び自己分析をすることになります。
今度の目的は、希望する会社へ入ることではありません。

自分の人生を変えるためでした。

僕は、自分の得意なことや経験を使って、困っている人や悩んでいる人を助けたいと思うようになっていました。
同時に、もっと自分の軸を持って生きたいという気持ちもありました。
周りの意見に流され、自分が感じていることを素直に言えない。
そんな自分を情けなく思うこともありました。

人からどう見られるかではなく、自分がどう生きたいかを基準に選べる人になりたかったのです。

就職活動のときに自己分析をしても人生が変わらなかったのは、目的が「自分を知ること」ではなく、「企業に採用されること」だったからだと思います。

自己分析を始める前には、

なぜ自己分析をするのか
自己分析をしたあと、どうなりたいのか

を考えることが大切です。

また、自己分析は一度やれば終わりではありません。
年齢や仕事、家族構成、置かれている環境が変われば、大切にしたいものも変わります。

数年前の自分を思い返してみてください。
当時と今では、仕事やお金、家族、時間に対する考え方が変わっているのではないでしょうか。

僕は、自己分析とは「一生変わらない自分を見つける作業」ではなく、今の自分が何を大切にしているのかを確認する作業だと考えています。

「この先の人生が不安だ」
「周りに流される自分を変えたい」
「自分が何をしたいのか分からない」

そう感じている人にとって、自己分析は自分なりの判断基準を作るきっかけになります。

100の質問で見つかった、本当に譲れない価値観

僕が自己分析を始めるきっかけになった本は、前田裕二さんの『メモの魔力』と、八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』です。

『メモの魔力』で特に影響を受けたのが、「ファクト・抽象化・転用」という考え方でした。

例えば、僕は本を読んだ直後には「勉強になった」と感じても、数日後には内容を忘れてしまうことが何度もありました。
これが実際に起きたこと、つまりファクトです。

そこから僕は、「知識は得るだけでは人生に活かせない」と考えました。
これが抽象化です。

そして、本を読んだら一つでも実際に試す行動を決めるようにしました。
これが転用です。

知識を得て終わるのではなく、次の行動まで考える。

この習慣によって、少しずつ読書後の行動が変わりました。

もう一冊の『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』では、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」を整理しながら、本当にやりたいことを探していきます。

僕が実際に取り組んだのは、八木仁平さんの公式LINEで紹介されていた「100の質問」です。

八木仁平さんの公式LINEはこちら↓
https://liff.line.me/1656275029-xrXJQ3ml/landing?follow=%40snl9542m&lp=I5rQ7Z&liff_id=1656275029-xrXJQ3ml

僕が実践した「100の質問」はこちら↓
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1_OMinM5Xz0qfldmx5KySOUehOKz8aVzBKQNwEceJDpk/edit?gid=1077794443#gid=1077794443

スプレッドシートに用意された質問に答えながら、幼少期から現在までの経験や感情を振り返っていきます。

きれいな答えを書く必要はありません。

人には言いにくい感情や、心の中に抱えていた不満も含めて、正直に書き出します。

別々の質問に答えているはずなのに、回答を見返すと、同じ言葉や考え方が何度も出てきました。

そこから、僕が本当に大切にしている価値観が見えてきたのです。

1.他人軸を捨てたい

100の質問の中に、80歳になった自分を想像して答える質問がありました。

僕は次のように答えました。

「他人の目」を恐れることに、あまりに多くの時間を使いすぎた。
「自分が好きなこと」に、ほとんど時間を使わずに来た。
時を戻せるなら、「没頭したいと思えること」に時間を使って生きたい。

ほかの質問にも、

「他人と比べたくない」
「同調圧力に抵抗したい」
「相手によって意見を変えたり、忖度したりする人に不満を感じる」

と答えていました。

回答を見返して分かったのは、僕が捨てたいのは、人とのつながりではないということです。

人からどう見られるかを基準にして、自分の選択を曲げてしまう生き方をやめたかったのです。

もちろん、周りの意見を一切聞かないという意味ではありません。
人の意見を聞いたうえで、最後は自分で考えて決めたい。

僕が求めていたのは、そんな生き方でした。

2.自分らしく、オリジナルでいたい

「自分が人生で大切にしていそうなことを、周りの人に聞いてみる」という質問もありました。

周りの人からは、

「個性」「自由」「時間」「正義」

を大切にしているように見えると言われました。

また、「今の社会に足りないものは何か」という質問には、

「自分を表現してもいいと思える環境」
「もっと深く自分を知る機会」
「一人ひとりが才能を発揮できる環境」

と答えていました。

ここから分かったのは、僕は単に人と違うことをして目立ちたいわけではないということです。

誰かの正解をそのまままねるのではなく、自分の価値観や経験を使って、自分なりのものを作りたい。
それが、僕にとっての「オリジナルでいたい」という気持ちでした。

僕はこれまで、本や動画で誰かの成功法則を知るたびに、「自分も同じようにやらなければ」と考えることがありました。

しかし、他人の正解が、そのまま自分の正解になるとは限りません。
他人から学びながらも、自分の生活や経験に合わせて、自分なりの答えに変えていく。

その過程を大切にしたいと思うようになりました。

3.成長を続けたい

100の質問を通して、最も多く出てきた言葉が「成長」でした。

「人生の最後に、どのように思いたいか」という質問には、

毎日成長できて、いろいろなことを経験できた人生で最高だった

と答えていました。

尊敬する人の特徴についても、

「挑戦して失敗しても立ち上がる人」
「成長に貪欲な人」
「行動して結果を出している人」

を挙げています。

質問の内容は違うのに、僕の回答には何度も「成長」という言葉が現れていました。
これは自分でも意外でした。

僕にとって成長とは、仕事で成功するためだけの手段ではありません。

昨日まで分からなかったことが分かる。
できなかったことが、少しずつできるようになる。
失敗したとしても、そこから何かを学び、次の行動を変えられる。

その実感自体が、僕が生きるうえで欠かせないものだったのです。

4.自分の経験を、誰かの役に立てたい

もう一つ見えてきたのが、自分の経験や知識を誰かの役に立てたいという気持ちでした。

僕は、自分一人が成長して満足したいわけではありません。
読書で得た知識や、仕事と副業で経験してきたことを、同じ悩みを持つ人へ届けたいと思っていました。

自分が過去に悩んだことも、言葉にすれば、同じことで苦しんでいる誰かの助けになるかもしれません。

僕にとって成長とは、自分を高めるだけではなく、誰かに渡せるものを増やすことでもあったのです。

100の質問を通して、僕の軸は次のように整理できました。

他人の正解から離れ、自分なりの道を選び、その道で昨日より成長する。そして、自分が得たものを誰かに渡していく。

質問に答えるまでは、自分がこれほど「成長」や「自分らしさ」を大切にしているとは気づいていませんでした。

自己分析後に実際に変えたこと

自己分析は、答えを書いて満足するだけでは、人生に変化を起こしません。
見つけた価値観を、日々の選択や行動に反映させて初めて意味を持ちます。

僕が最初に変えたのは、何かを選ぶときの判断基準です。

新しい経験を得られる方を選ぶようになった

以前は、楽そうな方や失敗しなさそうな方を選ぶことが少なくありませんでした。

しかし、自分が「成長」を大切にしていると分かってからは、

どちらを選べば、新しい経験を得られるだろうか

と考えるようになりました。
常に難しい方を選ぶわけではありません。

ただ、楽だからという理由だけで選ばず、自分に新しい経験を与えてくれる方を意識するようになりました。

その結果、以前よりも毎日の生活に刺激を感じられるようになったと思います。

失敗する可能性があったとしても、「この経験から何を学べるだろう」と考えれば、以前より一歩を踏み出しやすくなりました。

必要な意見を飲み込まなくなった

自分の意見を必要以上に飲み込むことも減りました。
「他人軸で生きたくない」「同調圧力に流されたくない」という価値観に気づいたからです。

もちろん、相手への配慮は必要です。
自分の意見を一方的に押しつければいいわけではありません。

それでも、周りからどう思われるかを気にして、必要な意見まで黙ってしまうことはやめました。

実際に意見を伝えるようになると、

「私も同じことを思っていました」
「自分の気持ちを代わりに言ってくれてありがとうございます」

と言われる機会が増えました。

以前の僕は、意見を言わずに周りへ合わせる方が、波風を立てずに済むと思っていました。

しかし、自分の意見を言わず、モヤモヤを抱えたまま物事が進む方が、僕にとっては大きなストレスだったのです。

相手へ配慮しながらも、必要なことは言葉にする。
これも、自己分析によって見つけた僕なりの生き方です。

読書で得た知識を発信するようになった

趣味である読書との向き合い方も変わりました。

以前は、自分が読みたい本を読み、読み終わればそれで満足していました。
しかし、せっかく本から知識を得たのなら、自分の中だけに置いておくのはもったいないと考えるようになりました。

自分が過去に悩んだことと、本から得た知識を組み合わせて言葉にすれば、同じ悩みを持つ人の助けになるかもしれません。
このブログも、その考えから始めています。

読書から得た知識を、そのまま紹介するだけではありません。
僕自身がどこで悩み、その知識をどう受け取り、実際の生活でどのように使ったのかを伝える。

それが現在の僕にとって、成長と誰かの役に立つことを同時に実現できる行動になっています。

自己分析は、強みだけを見つける作業ではない

自己分析というと、自分の長所や強みを見つける作業を思い浮かべる人が多いかもしれません。
もちろん、自己分析を進めるなかで、自分の得意なことや強みに気づくこともあります。

しかし、自己分析で見つかるものは、それだけではありません。

僕が100の質問から見つけたのは、

「成長を続けたい」
「他人軸で生きたくない」
「自分らしく表現したい」
「自分の経験を誰かの役に立てたい」

という価値観でした。

これらは、誰かと比べて優れている能力ではありません。
僕がどのように生きたいのかを示す、判断基準です。

就職活動で行った自己分析では、自分の強みを探し、それを面接でどのように伝えるかばかり考えていました。
そのため、就職活動が終わると、その後の生活にはほとんど活かせませんでした。

一方、今回の自己分析では、強みだけではなく、

「何を大切にして生きたいのか」
「何に苦しさを感じるのか」
「迷ったとき、何を基準に選ぶのか」
「自分の力を誰のために使いたいのか」

まで考えることができました。

僕は、自己分析とは強みを見つける作業というより、自分なりの生き方と選択基準を見つける作業だと考えています。

自分の強みが分かっても、それをどこで、何のために使うのかが決まっていなければ、人生の選択には活かしにくいでしょう。

反対に、自分が大切にしたいものが分かれば、仕事や人間関係、時間の使い方に迷ったとき、自分なりの答えを選びやすくなります。

自分を知るために、まず答えたい3つの質問

ここまで読んで、自己分析に少し興味を持った人へ、まず答えてほしい質問を3つ紹介します。

いきなり100個すべてに答える必要はありません。
まずは、次の3つから自分の本音を探してみてください。

1.80歳の自分が、もっと時間を使えばよかったと思うことは何か

この質問では、自分が将来、何を後悔する可能性があるのかを考えます。

例えば、

「家族との時間を増やせばよかった」
「好きなことに挑戦すればよかった」
「他人の目を気にする時間を減らせばよかった」

といった答えが出るかもしれません。

現在は後回しにしているけれど、本当は大切にしたいものが見えやすい質問です。

すぐに答えが出ない場合は、

今の生活をこのまま何十年も続けたとしたら、何を後悔するだろうか

と考えてみてください。
自分が本当は何に時間を使いたいのかが、少しずつ見えてくるかもしれません。

2.最近、強く怒ったり、モヤモヤしたりしたことは何か

怒りや違和感は、自分が何を大切にしているのかを知る手がかりになります。

理不尽な扱いに腹が立つなら、「公平さ」を大切にしているのかもしれません。
時間を無駄にされて腹が立つなら、「時間」を大切にしている可能性があります。
意見を一方的に押しつけられて苦しいなら、「自由」や「自分の意思」を大切にしているのかもしれません。

イライラしたときに、その感情をそのまま流すのではなく、

僕は、何を大切にしているから腹が立ったのだろう

と考えてみてください。

感情の奥にある、自分の価値観が見えてくることがあります。

3.誰にも褒められなくても続けたいことは何か

誰かに評価されなくても、お金にならなくても続けたいことには、自分の本当の興味が表れます。

僕の場合は、本を読んで新しいことを学び、昨日より少しでも成長することでした。
そして、本から得た知識や自分の経験を言葉にして、誰かへ届けることです。

すぐには思いつかないかもしれません。

その場合は、これまで長く続けてきたことや、誰に言われなくても時間を使ってしまうことを振り返ってみてください。

「結果が出ない時期にも続けていたこと」
「疲れていても、つい考えてしまうこと」
「人に止められても、やめたくないこと」

そこに、自分が本当に大切にしたいものが隠れているかもしれません。

自己分析は、自分の人生を選び直すための作業

自己分析をしたからといって、翌日からすべてがうまくいくわけではありません。
自分の価値観が分かっても、周りの目が気になる日はあります。
楽な方へ逃げたくなる日もありますし、自分が何をしたいのか分からなくなることもあります。

それでも、自分なりの軸があれば、迷ったときに戻る場所ができます。

「自分は何を大切にしたかったのか」
「どちらを選べば、自分らしく生きられるのか」
「この経験を、次にどう活かせるのか」

そう考えることで、周りの正解ではなく、自分で納得できる選択をしやすくなります。

自己分析は、自分に立派な名前をつけたり、人と比べるための強みを探したりする作業ではありません。
迷ったときに、自分がどちらへ進みたいのかを判断するための基準を作る作業です。

すぐに答えが出なくても問題ありません。
むしろ、自分のことを短時間ですべて理解するのは難しいでしょう。

まずは自分の本音を否定せず、言葉にすることから始めてみてください。
そして、見つけた価値観を、今日の小さな選択に一つだけ反映させてみてください。

その積み重ねが、周りの正解ではなく、自分の人生を生きるための最初の一歩になるはずです。

別記事では、得意なことを見つける記事も書いていますので、よかったらこちらも!

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